2月の出来事

皆さま、お変わりなくお過ごしですか。

2月も色々な事がございました。
昨日は、孫の中学校の合唱コンクールがあり、おばあさんなどが…と思っていたのですが、孫がどうしても指揮をするから観て欲しい、と言われ行きました。
課題曲がアカペラの「ほたるこい」でしたが、とてもとても懐かしかったです。

実は、私が20代前半に女子中学・高校で音楽の教鞭をとっている時にもやはりクラス対抗の合唱コンクールがございましたが、私がこの「ほたるこい」を課題曲にした年がありました。
確か中学2年生の課題曲に使った記憶があります。
音程練習をきちんとしなければ崩れやすい曲ですが、どのクラスも皆よくやっていたと思います。
中学1年生の課題曲は、これも懐かしい「夢の世界を」を各クラスが一生懸命歌っていました。
これは、アルザスで教えていた頃の中学の教科書に載っていまして、とても歌いやすいからか、生徒たちがとても好きな曲でした。この日も、どのクラスの子も活き活き歌っていました。
自由曲は、色々なジャンルの曲があり、とても楽しかったです。
中学3年生はやはり一番安定していましたね。
賞をもらう価値のある選曲も多かったと思います。
やはりNHK合唱コンクールの課題曲を選んだクラスは、綺麗な響きで歌詞を味わいながら歌っている様子が分かりました。

孫に、「絶対に来てね!」と言われて、出かけましたが、とても楽しいひと時でした。
孫も指揮を張り切ってしていましたが、自由曲の「YELL」を皆に合わせるだけではなく、心で指揮が出来るようになるように、来年まで特訓して欲しいと思います。

審査員の仕事というのは、本当に曲を聴きすぎて判断が鈍りそうになります。
私が20代の時に勤めていた中学・高校は、クラス数が当時多かったので、私の同僚の音楽の先生と夕方になってくると判断が鈍ってきそうね、と言いながら頑張っていた頃を懐かしく思い出しながら聴いていました。

日本には、日本独自の素敵な合唱曲が作られていると思います。
とにかく「詩」が素晴らしい曲がとても多いです。
日本の歌詞は、胸が熱くなりながら歌える曲が多くあります。

今月9日に、「W先生を偲ぶ会」がございまして、三回忌の会に、伺いました。
先生の功績は素晴らしかったという事実を再確認させて頂いた日でもございます。
会の最後には、参加者皆さまで「花の回りで」「はるかな友に」「落葉松」「大地讃頌」の4曲をを歌わせて頂きました。
参加者の皆さまは、W先生に教えを受けた方たちですから、コーラスを続けていらっしゃいますが、私は独唱曲は歌いましても、コーラス部に所属しているわけではございませんので、久々の合唱でした。

以前から「落葉松」の曲は大好きでしたが、野上彰氏の詩が素敵で、小林秀雄氏の作曲も素晴らしく、とても熱いものを感じながら、日本人の繊細な心と感性に、改めて感動致しました。

ところで、このブログでも何度も宣伝しておりました、「アジア・パシフィック・チェロ・コングレス2025」の最終日、2月16日にサントリー大ホールにて、チェロ・グランド・コンサートは無事終える事が出来ました。
やはりチェロ125名の演奏は生れてはじめて拝聴しましたが、圧巻でした。
息子がどこで弾いているのか探すのが大変なほど、舞台に125人のチェロオーケストラというのは、滅多に聴くことができないコンサートだったと思います。

プロとアマが一緒になって弾くことも普通は考えられない事ですから、アマの方たちは色々刺激をもらって有意義な時間だったそうです。
プロの人たちに各パートの楽譜はかなり難しかったようで、控室やホワイエの懇親会でも、プロの人たちが、オケの曲難しかった!、と口々に話していたそうです。

こうやってバタバタしているうちに、もう2月も3分の2が終わってしまいます。
あっという間ですね。

ところで、2025年5月10日 (土) 「レ・クロッシュ リサイタル」のチラシが出来上がりまして、今発送中でございます。
もう少しかかりますので、お待ち頂けますと幸いです。
ご興味のある方は、どうぞ、ホームページのコンタクトページよりその旨をご連絡ください。

後援の全日本指導者協会 (ピティナ) のコンサート案内をご参照頂けますと、プログラムも分かりやすいと思います。

後援コンサート
レ・クロッシュ リサイタル ~チェロ&ピアノの夢の世界~/宇宿 真紀子,宇宿 直彰

これから春に向けて、音楽作りをしていきますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。

では、どうぞ残り少ない2月を満喫してください。

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