皆さま、お変わりございませんか。
今日で2月は終わりです。
28日しかない月は、1ヶ月があっという間に過ぎてしまったようです。
パリでの生活も、来週月曜日には、孫が来ますので、賑やかになります。
子供の存在とはすごいと思います。
大人よりもずっと小さいのに、すごいパワーで大人たちが振り回されてしまうのですから…
もちろん年々楽にはなってきていますが、一緒に住むとなるとずっと一日中孫と関わっていることになりますので普段よりは大変とはいえ、一緒に楽しんでいるのも確かです。
パリ市内は、どことなく人通りが静かで観光客が少ないと感じます。
日本の観光客は、減っているように思いました。
オペラ座周辺を歩いていますと、必ず日本の団体客や若者のグループ観光客にすれ違うのですが、どことなく静まり返っていました。
チェリストのマリーポールの家に伺いましたら、パリの出版社襲撃事件がありました場所から思った通り、たった3分の距離にあるとの事、毎日心配しています、と話していらっしゃいました。
事件のあった1月8日に、ご子息は、音楽院に行くために、出版社「シャルリ エブド」の前の通りを5分前に歩いていたとの話を聞いて、驚きました。
今でも考えただけでゾッとすると話していらっしゃいましたが、本当に恐ろしい話です。
この周辺のホテルや高級レストランのキャンセルが続いているそうですが、これから夏にかけて、旅行者が増える時期ですのに、これは大変な痛手だと思います。
メトロの駅構内やメトロの中で楽器を持って演奏している人に出くわしていたのですが、音もなく静かでした。
オペラ座の近くのレストランに入りましたら、そこはいつも通り賑わっていましたが、それでもパリらしい賑わいが少ないのは、寂しいです。
パリ市内には、日本食店や和食レストラン、お寿司やさん、ラーメンやさんなどがたくさん立ち並んでいますが、フランスは今景気が悪い上に、パリの観光客が少なくなりますと、日本人相手のお店は、一体どうなってしまうのかとても心配になります。
パリだけではなく、世界中が何か落ち着きを欠いてしまうような殺人事件などの怖い出来事が多いと思います。
世界の人たちが、「平和」を一番願っているのに、何故このような事態になってしまうのでしょう。
とても悲しい事です。
パリにいる時は、日本にいる時以上に、気を配って生活していかなければならないと思います。
今までは、孫を連れて、大好きなエッフェル塔やシャンゼリゼ通りに行ったり、セーヌ川の川岸を散策して楽しんでいましたが、今回は、行く場所を考えなければならないと思います。
では、楽しい週末をお過ごし下さい。
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