皆さま、お変わりございませんか。
また北海道の地震がございました。
鉄道がストップしますと、タクシー乗り場が長蛇の列になり、お寒い中本当に大変だったと思います。
北海道の方たちに、お見舞い申し上げます。
東京も暖かくなったそうですが、パリも今週はポカポカ陽気が続き、2月とは思えない気候です。
庭の落ち葉拾いも捗ります。
フランス人は気の早い人が時折いらっしゃいますが、今日ショッピングに行きましたら、半そででさっそうと歩いている若者がいました。
ちょっとオーバーだとは思いますが、今日の日差しならば寒くはないでしょうね。
昨日からしばらくの間、パリの自宅に業者が入り、リフォームというほどではないですが、天井を真っ白に塗りなおしてもらったり、ガレージの屋根や壁を綺麗にして作業が始まりました。
庭の外套も一つ壊れてしまっているので、それも新品に致します。
これまで、ゆっくりピアノを弾いたり、読書、音楽鑑賞をする時間がたっぷりありましたので、少し教養が身に付いた、と自己満足しておりましたが、業者さんが家に入るとやはり落ち着かないものです。
とても明るくご親切な業者さんですので、去年に引き続き同じ建設業者さんにお願いしていますが、とにかく美味しいコーヒーの好きな方なので、何度もコーヒーを淹れて、今日は何となくコーヒー淹れに振り回されてしまった感じです。
昨年、偶然高級なコーヒーを頂きましたので、それをお入れしましたら、今年も楽しみにしていたそうで、色々な銘柄を購入してきましたが、結構神経を使ってしまいます。
ずっと日仏の生活を今のように半々で楽しめる事がとても楽しい人生ではありますが、加齢と経済的な事の両面から、近い将来完全帰国をしなければならない、と実感しています。
フランス人は、本当に家を美しく保っている方が多いですので、少しずつリフォームをして、33年間の長きに渡ってのフランス生活の品々の整理をしていこうと考えています。
とにかく、家のガレージが3つもあり、いくらでも荷物が入るものですから、想像できないほどの物が保管されています。
普通は児童書も終わると処分してしまうのですが、パリで日本の児童書を欲しがっているご家庭もあるかもしれない、と思い、アルザスから運んできまして、色々な方たちに差し上げてもまだまだ数百冊あるのです。
孫が来た時には、それが楽しみの一つになっていますが、完全帰国の折には、日本人会に寄付をしていこうかしら、と考えております。
完全帰国は色々片付けをしてからとなりますので、もう少し先にはなると思いますが、今せっせと捨てる事に専念しています。
庭の桜の花を観賞するのと、東京のマンションの中庭や隣の公園の桜を観賞するのでは、趣が違いますが、贅沢も言っておれません。
今は、このような環境の中で長年過ごすことが出来た事、子供たちが日本でのコンサートの機会に恵まれ、ファンの方たちが温かく支えて下さり、主催者の心温まるご親切に、心から幸せな人生だと思います。
運が良いとしか言いようがないのでしょうが、フランス、スペイン、イタリアなどのヨーロッパ、チェコ共和国、ロシアと日本各地でのコンサートをトータルしますと、330公演にも及びますが、主催者の方たちが本当に親身になってご親切に支えて下さいました。
今後もこの御恩に応えられるよう、努力を続けて行きたいと思います。
音楽は、本当に身も心も温かくしてくれるものですね。
環境が変わっていきましても、いつもしっかり前を向いて、頑張りたいと思います。
まだ先の話ですのに、家の掃除をしていますと、もうすぐ完全帰国をしてしまうような錯覚を起こしてしまっています。
明日は、ディナーのご招待を受けていますので、とても楽しみです。
月曜日は、「チェロドッグ」の日ですので、息子は、弦楽器工房に行かねばならないそうです。
フランス生まれのチェロ君の事を考えますと、完全帰国となると可哀そうで頭が痛いです。
では、皆さま、2月もあと1週間足らずとなりました。
毎日素敵な事を考えて、明るく元気にお過ごし下さい。
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