皆さま、このところ、急に気温が高くなりましたが、如何お過ごしでございますか。
本年の東京文化会館 小ホールでの「レ・クロッシュ リサイタル」は、5月21日 (月) です。
いつものように、午後7時開演となります。
今年もご多忙の中、お越し下さいますファンの方たちに心より感謝申し上げます。
遠方よりお越し下さいます方たちは、くれぐれもお気をつけていらして下さい。
当日になるまで行けるかどうか分かりません、とおっしゃる会社員の方たちが毎年遅刻してまでもお越し下さいますが、そこまで大変な思いをしながら駆けつけて下さるのですから、皆さんにご満足して頂けるようなコンサートであって欲しいと思います。
今年は、プログラム最後に演奏します、「メンデルスゾーン チェロとピアノのためのソナタ 第2番」は、4楽章まで30分近い曲ですが、素晴らしい曲ですので、是非ごゆっくり楽しんで頂きたいと思います。
ドビュッシー没後100周年記念の年ですので、ピアノソロは、ドビュッシーの「アラベスク」「月の光」「喜びの島」をお届けします。
フランスのエスプリを感じて下さると嬉しいです。
バッハの無伴奏チェロ組曲第3番は、6曲ある組曲の中でも、個人的には特に好きな曲です。
プレリュード・アルモンド・クーラント・サラバンド・ブーレ Ⅰ & Ⅱ・ジーグの流れで出来ていますが、一曲が20分掛かりますので、ゆったりした気持ちで聴いてお聴き下さい。
レ・クロッシュは、声楽曲をチェロとピアノの曲にして演奏致しますが、今回は、トスティの「アンコーラ! (今ひとたび) 」とベッリーニの「マリンコニーア」を演奏致します。
先日、新宿のコズミックホールでのコンサートの折に、区報で知って何気なく足を運んで下さった方たちもたくさんいらっしゃいましたが、新宿区が作成して下さいました、アンケート用紙に大変多くの方が提出して下さいましたそうで、その中で、トスティやベッリーニをはじめて聴きましたが、素晴らしかったです、と記載して下さったお客様たちもいらっしゃいました。
皆さんに感動を与える事が出来そうな声楽曲を発掘し、チェロで奏でるのにふさわしい調に移調しすることもありますし、そのまま原曲を使う曲もございます。そして、歌詞とフレーズを重視しながら、運指を考えて弾いてみて、また納得しないと別な指番号を探して行く作業は、短い曲でもかなりの時間を要するようです。
アンコールは、いつもアンケート用紙などで一番人気の曲を入れて最後を締めくくりたいと思っております。
平日のコンサートの場合は、、朝美容室に出掛ける前に、娘はいつものように早起きをして、まず子供のために、小学校のお昼のお弁当作りから始まります。
暑くなりますと前夜におかずを作り置きすることも出きませんし、私が手伝うにも、お弁当作りのコツがあるでしょうから、結局私が娘の家のキッチンであれこれするよりも本人がした方がよいという結論に達してしまうのですが、当日まで疲れを出さないように頑張って欲しいです。
この1ヶ月間の孫の習い事送迎は、私共でしていますので、今日の夕方からのタップダンスのレッスンには、夫が連れて行ってくれることになっています。
6月からは、孫の夏公演ミュージカル「ニッキー」の練習が開始されるとあって、レ・クロッシュと孫のスタジオ通いと二つの事を同時進行しなければならず、大変になりますが、皆で頑張るしかありませんね。
では、急に暑くなりましたので、くれぐれも体調を崩さぬようになさって下さい。
21日の東京文化会館にてお目に掛かれますのを心より楽しみに致しております。
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