5月25日に、自粛解除が実現しそうです!

皆さま、如何お過ごしでいらっしゃいますか。

5月25日から、自粛解除が実現しそうです。
日本の感染者数が大分落ち着いてきましたので、とても嬉しいです。
今後も、自粛を念頭に入れて生活をしなければなりませんが、解除というだけで、気分は明るくなります。

何と申しましても、医療従事者の医師や看護師の方たちに、コロナ感染時期には、本当に大変な生活だったと想像致します。ようやく、感染者が少なくなってまいりましたので、ゆっくりした生活をして頂きたいと思います。
本当にお疲れ様でした。
医療従事者の方たちの奮闘があったからこそですし、国民の皆さまが、自粛生活を守った結果からでしょう。

私共は、春公演がすべて中止になりましたが、元々6月19日のパリ行きの便を予約しておりましたが、一昨日、ANAからメールが入り、6月は欠航との事で、再度予約を取り直して下さい、との事でした。
それで、全く先の事は分からないそうですが、今の時点では、7月下旬には、運航予定との事ですので、取り合えずは、7月22日に、パリに戻ることに致しましたが、また変更になるかもしれません。

ヨーロッパの夏の音楽祭は、各国で盛んに毎年開催されますが、今夏は、今の時点でほとんど中止との連絡が入っております。
多くの方たちが楽しみにしていらした恒例のイベントですから、誠にがっかりですが、コンサート会場は、どうしても3密になりやすいですから、今の時点では避けた方がよろしいでしょう。

南半球は、これから寒くなりますので、新型コロナウイルスが移動して行かない事を祈っています。
南アメリカのブラジルは、猛威を振るい、感染者があっという間に、33万人以上となり、世界第2位になってしまいました。
世界のコロナ終息までには、まだまだ時間がかかると思いますが、世界中の人が落ち着いた生活を一日も早く取り戻して欲しいと思います。

今の時期、本当にアーティストたちは、苦しんでおります。
特に、若手アーティストは、極度の生活困窮にあり、心痛むおもいです。
音楽を奏でる事を仕事としているわけですから、そのコンサート会場が閉鎖され、中止となれば、当たり前の事です。

しかし、アーティストたちは、学生時代のように、楽器を奏でるために、音色をより美しくするための姿勢であったり、奏法や音色など、一生勉強しても終わりがないという、芸術とは奥の深いものですから、この時期に、じっくり音楽と向き合い、落ち着いた勉強の充電時期にして頂きたいと思います。

チェリストの堤剛氏は、ふたたび皆さまの前で演奏する日のために、日々、練習・研究し、研鑽に勤めています、とおっしゃっていらっしゃいますので、この時期を世界中のアーティストが自分の演奏とじっくり向かい合って、ホールで自由に弾けるようになりました暁には、研鑽のあとの素敵な輝きあるコンサートになることと思います。

音楽は、人間の大きな糧ですから、コロナ感染収束に向かい、コンサート会場で演奏が出来るようになりましたら、まるで東北でのチャリティコンサートの時ような特別な感激の日となる事でしょう。
音楽は魔術師のように、人に力を与え、希望と愛を捧げる不思議な力を持っていますので、もうしばらくの辛抱ですから、皆で歯を食いしばって頑張りましょうね。

とにかく、一日も早く感染が収束し、音楽界が少しでも回復する事を願っております。
自由に音楽を奏でること、音楽を聴くことが、以前のような日常に戻りますよう、祈る次第です。

その折には、毎日たゆまぬ努力をなさられているアーティストたちの素晴らしい飛躍の年となるはずです。

では、皆さま、お元気にお過ごし下さいませ。

コメント

タイトルとURLをコピーしました