7月になりました!

皆さま、蒸し暑い日が続きますが、お元気にお過ごしですか?

もう7月です。
6月30日の長野でのレ・クロッシュの公演を終え、無事帰宅致しました。
主催者様より、温かいお言葉を頂戴し、音楽を通じて多くの方と交流する事が出来た事に、今更ながら感謝しております。

しかし、地方公演を今後どのように進めたらよいかが今後の課題です。
孫は、小学校に上がり、4月に入学し無欠席でしたのに、どうしても金曜日の本番となると地方公演の場合は、学校をお休みさせなければならないのです。
本人は、ホテルのプールで泳げて楽しくてはしゃいでいますが、今後の課題は、公演日を考えて依頼を受けなければなりませんね。

ところで、先日、K病院のコンサート担当のF様より、「ボランティア便り」という機関紙をお送り下さいました。
その中に、「『レ・クロッシュ リサイタル』に伺いました」というタイトルで、東京文化会館での公演の記事を掲載して下さいましたので、下記にコピーさせて頂きます。

「レ・クロッシュのリサイタルが5月16日(火)午後7時より東京文化会館小ホールでおこなわれました。お二方はお父様のお仕事に伴い渡仏なさりヨーロッパで研鑽を積まれた若手演奏家で、当院ロビーコンサートにもご出演下さっています。5枚目のアルバム『ロマンス』〜ピアノとチェロの夢の世界〜を記念してのプログラムは、フォーレ作曲 (ロマンスOp.69) などアルバム収録曲6曲と『エレジー(フォーレ)』『アルぺジョーネ・ソナタ(シューベルト)』など全10曲(含アンコール2曲)。2度めのアンコールのあとはどこからともなくスタンディングオベーションが起こる大盛会となりました。真紀子さまのピアノソロ、お二方でのデュオ、どの曲も温かい音色と素敵なハーモニーが会場に満ち溢れる、誰もが優しい気持ちになれる幸せな時間を頂きました。」

とCDジャケットの写真入りで掲載して下さいました。
病院内では、患者さんたちが、レ・クロッシュのCDを聴いて、楽しんで下さっているとのご報告を受け、大変価値ある事をしているような気持ちになります。

音楽を聴いていますと、確かに心が洗われて、優しい気持ちになれるのは確かだと思います。

私自身の性格も以前よりも穏やかに優しくなってきたように思えるのですが、これは歳のせいだけなのでしょうか?
ですから、若い頃の自分よりも今の自分の方が好きですし、自己評価しています。
若い頃は、結構勝手な意見を言って過激な方で、自分本位で威張っている部分も多かったように思います。

コンサート活動を通じて、周囲には、自然と模範にしたいと思えるような方たちが集まって下さり、美しい心に接しならが日々自分の行動を反省をしながら、少しずつ良い方向に動き始めたような気がします。
これは、すべて音楽の賜物です。
コンサート活動をしていなければ、これほど他人に感謝をすることもなかったように思います。
人生で、音楽を選択したことが、最高に素晴らしい事をしたと感じています。
今後は、もっともっと他人のために生き、最高に優しい心を持ちたいです。

先週、とても素晴らしい美声に出会いました。
Iさんは、声量もあり、心もあり、癖のないのびやかな発声で、私の心に音楽がストレートに響き渡りました。
まだお若いですから、今後益々飛躍すると確信しました。
音楽で感動する事、これは人生の中で最高の幸せだと感じました。
そして、将来性があり、今後が益々楽しみに思えるようなアーティストに出会える事は、素晴らしい事です。

素敵な方に出会える事、これも運命だと思います。
フランスに31年という長期に渡って滞在していますと、日本人との関わりは自然と遠ざかってしまいます。
それを日本人との関わりをつないでくれたのは、すべて音楽の力です。
まるで音楽が磁石で、音楽が好きな方たちが砂鉄で、音楽に関わる仕事をしていると、その集まってくる砂鉄のメンバーの方たちと交流が出来るのです。
その砂鉄さんからお金には代えられない、「美しい心」をもらう事が出来るのです。
これは不思議な事ですが、嬉しく、とても有難い事です。

その出会いを今後も大切にし、7月下旬にパリに発つまで、素敵な思い出作りに時間を費やしたいと思います。

ところで、7月4日から10日までは、軽井沢で過ごします。
母のために、ベッドも入れて、住み心地をよくしましたので、連れて行ってあげたいと思います。

私の両親は、私に怒った事があったのか、本当に記憶にないのですが、そのためなのかは知りませんが、母の介護をしていても、いつもお互いが感謝の気持ちで接しますので、喧嘩は起きないですし、出来るだけ傍にいてあげたいと、心から思います。
お互いに相手を思いやる心が大切なのですね。

では、皆さま、今週も素敵な日でありますように!

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