「ぶらあぼ 4月号」Pic Up ページに掲載されました

皆さま、お元気でいらっしゃいますか?
日本は、3月20日が春分の日でしたので、3連休を楽しく過ごされた事と思います。
お天気はいかがでしたか?
パリは、先週から快晴の日が続きましたが、今日は雲が厚く不安定でした。

これから、日照時間が長くなりますので、明るい気持ちになれますね!

3月27日は、夏時間になりますので、日本との時差が8時間から7時間に変わります。
この日に、コンサートの本番がありますので、時間には気をつけなければなりません。
フランス人でも、時々勘違いをされる方もいらっしゃいます。
その点、パソコンがあるとすぐ分かりますので、有難いです。

今日は、一日中色々用事がございましたので、パリ市内を歩きまわっていましたが、パリ市民は、少し気持ちが落ち着いてきたように思います。
先日、ブリュッセルでパリ襲撃事件の最後の主犯が捕まったからなのかも知れません。
それでも、油断は禁物ですが…

ところで、レ・クロッシュ リサイタルが近づいて参りました。
春公演は、まずパリで3月27日 (日) に開催されますので、その準備に追われています。

娘たちは、3月31日に帰国し、私共は、4月7日に帰国する予定ですので、今週と来週はまた忙しくなります。

先日、音楽情報誌「ぶらあぼ 4月号」のPick Upページ(50ページ)に、5月6日(金)東京文化会館 小ホールでの「レ・クロッシュ リサイタル 〜ピアノとチェロの世界〜」につきまして、「姉弟が運ぶヨーロッパからの爽やかな風」と題して、笹田和人氏が推薦文を掲載下さいましたので、ご紹介させて頂きます。

「 2人の紡ぐ”鐘の音”が、再びヨーロッパの爽やかな風を運んで来る。ピアニストの姉・宇宿真紀子とチェリストの弟・宇宿直彰によるデュオ「レ・クロッシュ」が開く、春のリサイタル。
共に幼児期に渡仏し、パリ高等音楽院に学んだ姉弟は、ルエイユ・マルメゾン音楽院大学院でそれぞれの専門であるピアノ科とチェロ科に加えて、室内楽科でも研鑽を積み、共に首席で卒業を果たした。終了後は、ヨーロッパ各国や日本国内でソリストとして活躍する一方、フランス語で”鐘”を意味するグループ名「レ・クロッシュ」のもと、精力的なデュオ活動を展開。
恒例の春のステージは、心待ちにするファンが特に多い。今回は、ブラームスのチェロとピアノのためのソナタ第1番をはじめ、トスティ「夢」やフォーレ「夢のあとに」をデュオで。さらに、直彰がバッハの無伴奏チェロ組曲第2番、真紀子がシューマン「アベッグ変奏曲」やフォーレ「ワルツカプリス」とそれぞれがソロ曲を披露する。」

eぶらあぼ 2016.4月号

皆様のご期待に沿えるよう、美しい音楽をお届けしたいと思います。

同じ曲を演奏します場合でも、演奏する時期により、曲の解釈は変化をし続けます。
その変化する様子を聴いて下さると嬉しいです。

私も、若き頃大好きだった曲を弾きますと、大分テンポや曲のイメージが変化していると感じます。
若い時よりも遅めのテンポを好むようになっています。
加齢によるものと経験により変化していく部分とがあるでしょうが、確かに好きな曲の好みも変わっていくのを感じます。

では、日本でお目に掛かれます日を楽しみに致しております。

どうぞ、皆さま、今週もお元気でお過ごし下さい。

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