お蔭様で元気になりました

皆さま、如何お過ごしですか?

ブログに、私の入退院の事を記載しましたために、多くの方にご心配をお掛けしてしまいました。
お蔭様で順調に快復致しております。
昨日、退院後はじめての術後検診に参りましたが、問題なかったので、安堵しております。
ただし、まだまだ制約がございまして、退院時には、腹帯は1ヶ月間使用すると言われましたが、昨日になりましたら、少なくとも2ヶ月はしっかりしないと、再発する恐れがある事、絶対に腹圧を掛けない生活を送る事など、思ったよりも術後の管理が難しそうです…
それでも、治して下さった事に心から感謝しています。
S先生は、外科医になられた方がもちろんよかったのですが、とても響く声の持ち主で、「慶応義塾ワグネル・ソサイエティー」出身かしら?と思うほど、回診の折りにも、ビンビン声が病室に響き渡りました。
元々声が素晴らしい方に巡り合う事がありますが、良い声の方に出会うとワクワクします。

入院してしばらくは、痛みに耐え、点滴の生活で、余裕がありませんでしたが、後半は、「ナースの一日」を綴ることが出来るほど、色々感心したり、ナースの生活を見学する事が出来、楽しませてもらったりしました。
私の担当の看護師さんは、マスクで覆われて顔半分は見えませんでしたが、かなりお若い方かな?と思っていましたら、年齢を聞いてビックリ!
とても気が利いて、しっかり患者さんのフォローをして下さっていましたが、今月22歳になりました、との事…

私の苗字の「宇宿」は、鹿児島出身だと言う話題から、彼女も、鹿児島の奄美大島ご出身で、島には大学がないので、18歳で、東京の看護学校で学び、昨年からこの病院で勤務しているそうです。
母親も奄美大島の病院で看護師をしていますので、妹二人も看護師を目指して地元で勉強をしていると聞いて、とても嬉しく、有難い事だと思いました。
「他人のために尽くせる仕事が自分には一番合っていますので…」と話し、この1年間、学ぶことがかりで、一度も嫌な思いもしていないし、とても私に合っている仕事だと思っています、と言う意見に、何だか感動してしまいました。
妹さんたちも、奄美大島で、お姉ちゃんを目指して頑張ろう!と言って、看護師目指して頑張っているそうです。
本当に、嬉しい事です。

今年新成人になられた弟は、千葉大学に通われていて、成人の日の3連休を奄美大島に帰宅しましたが、彼女は仕事で無理だったそうです。
しかし、成人式は奄美大島でも開催されなかったと聞き、私は、「コロナ患者が出ているのですか?」と聞きましたら、コロナ患者はいないのですが、新成人のほとんどは、奄美大島を出て、大学や就職をして、一斉に成人の日に島に戻ってきているので、式典は中止になったそうです。
わざわざ新成人の人たちは、時間と旅費を使って島に帰っていらしたのに、お気の毒ですね。
その看護師さんは、海に囲まれている環境ですので、泳げない人はまずいないそうですが、彼女は、「私は、奄美に生まれ育って、レアなんですよ。」と笑っていました。
誰でも得手不得手というのが、環境が揃っていてもある、という事なのですね。
音楽は、大好きだそうです…
すがすがしい素敵な看護師さんにお目に掛かれて嬉しかったです。

ところで、母がコロナ感染した事をすでにお知らせ致しましたが、退院は順調に出来て、酸素飽和度も正常値になり、体温もほぼ平熱になったのですが、やはりほぼ3週間ですから、体力が落ちて、食欲がないそうで、心配をしています。
今の時期は、とにかく会う事も出来ませんし、筋力が落ちていますので、携帯すらもまだ持てない状態のようです。
体がだるいのは、コロナ後遺症の中でも最も多いそうですから、時間が掛かるのかもしれません。
それで、スカイプ電話はもちろんのこと、電話も無理ということで、せっせと手紙を出しています。
昨日は、病院に行く前に、老人ホームに寄り、何か食べたい物があるかも、という事で、ヨーグルト、ヤクルト、ジュースや大好物のフランスのチーズ、フカフカのパンや佃煮…など思いついたものを差し入れ致しましたが、何とか体力を戻して欲しいと思います。

私は、腹圧を使う事が多いので、それが禁止となると困ります。
笑う事も気にしながら、歌を歌う事は無理、ピアノは指だけを動かしているわけではないのでダメそうです…

ですから、しばらくは、静かに生活を致す事にします。
私にとっては、こんなに大人しい生活を過ごすことはまずない事です。

本当に、皆さまにご心配をお掛けして申し訳ございませんでした。

今日は、寒々した週末ですね。
緊急事態宣言の中、生活が強いられてしまいますが、頑張って下さい。

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