お暑い日が続いておりますが、如何お過ごしでございますか。
6月にこれほどまで暑さが続くのも珍しいと思います。
暑さで集中力が欠けてきているような気が致します。
異常気象といえば、6月25日から26日にかけて、フランスは嵐で木々は倒れ、メトロの駅には水が流れ込み、凄かったようです。
木の下敷きになって、二人がお亡くなりになったそうですし、荒れ狂ったパリの町の様子を観て驚きました。
フランスも突然すごいことになることがあり、その時は本当に恐ろしいです。
今回も雹が強く降ったために、車の屋根がぼこぼこになってしまった、ということですが、何度かパリの家で経験しましたが、驚くような音と共に大きな氷の塊が降って来ることがありました。
丁度外出中の時は、急いでお店に飛び込んで避難させて頂いたこともあります。
フランスでは、一戸建ての家に住んでいましたので、周辺の家の瓦が嵐によって飛ばされてしまうのです。
嵐がおさまってから、瓦を直す作業をせねばなりませんが、フランス人たちは、たまにあるからなのか、ご主人が屋根にのぼって、新しい瓦をどんどん外れたところに入れて作業をするので、はじめて目にした時にはビックリしました。
我が家にはサーカスみたいに2階建ての屋根に登れる人などいませんので、業者さんにお願いするしかないかしら、と思っていましたら、娘のダンス教室の友人のお父様が、「瓦を準備しているなら私がしてあげますよ。」と梯子で屋根の瓦の上を歩き回りながら、修繕してくださいました。
このような助け合いの精神は本当に有難く、渡仏生活の中で随分多くの人たちに助けてもらいました。
それにしても気が狂ったような嵐は恐ろしいです。
あちらこちらの樹木が根こそぎ倒れているのですから…
今回は特に広範囲に広がる嵐で、40県にオレンジ警報が発令ということですから、本当に驚きです。
パリ市内でも倒木は50本を超えたそうですし、メトロは閉鎖された駅もたくさんあったそうです。
自然が大好きな私ですが、嵐で荒れ狂い出すとどうすることも出来ませんので本当に大変な事だと思います。
そして翌日は38度にも気温が上がったために、暑すぎて査証が進まなかったとのことです。
パリ時代の仲良しだったご家族も今回の嵐には本当に驚かされたそうです。
綺麗なお花で飾られたお庭でしたのに、これからが大変だわ、と話していました。
一日も早く元の生活に落ち着かれることを祈っています。
明日から7月ですから、もう1年の半分は過ぎてしまいました。
何故これほどまでに1年経つのがはやいのでしょうか…
毎日の生活を実のあるものにしたいと痛切に感じます。
ところで、劇団四季の「ライオンキング」「オペラ座の怪人」などの有明の会場に行くのに時間が掛かりましたが、今月の4日と5日は、徒歩5分の大ホールにて、ミュージカル「赤毛のアン」を上演とのことで観劇を楽しみにしております。
「赤毛のアン」には随分思い入れがございまして、小学生高学年の頃、「赤毛のアン」シリーズ10巻全部を机の前に並べて、何度も何度も楽しくて読みふけりましたので、モンゴメリーの「赤毛のアン」のミュージカル舞台を観るのも楽しみにしています。
娘と孫と3人で楽しみたいと思います。
では、これからずっとしばらく暑さが続くようですので、くれぐれもお体を大切になさってください。
そして、夏の暑さに負けず、7月も楽しい毎日でありますよう、お祈り申し上げます。
コメント