7月は明日で終わり…

皆さま、夏休みを如何お過ごしでございますか?
熱中症対策はしっかりしていらっしゃいますでしょうか…
それにしても、今年の夏は猛暑続きで厳しいですね。

本日の朝、ロシアのカムチャツカ半島で起きた地震で、気象庁は太平洋沿岸に津波警報や注意報を発表し、広い範囲で津波を観測しているそうですので、どうぞお気を付けください。

あっという間の7月でしたね。
今月もとても忙しい毎日でしたが、無事長野公演を終え、ゆっくり信州で楽しむ事が出来ました。
長野の鹿教湯温泉では、毎年コンサートをさせて頂きますが、とても天井が高く、チェロの響きがとてもよいのでお客様も満足してくださっているようです。
ここでは、日本の歌曲の演奏依頼が主催者よりありますが、やはり日本の歌は身近に感じてくださるようです。
コロナ禍以前は、毎年お客様の参加型で歌って頂きましたが、今年も結局歌はなしとなりました。
しかし、頭の中では歌詞を歌い続けている方もいらして、首を振ったり、体を動かして聴いてくださっていました。

長野県の湯田中温泉は温泉好きの私でも行った事がありませんでしたので、2泊ではございましたが、観光と温泉を楽しみました。
須坂の江戸時代の繭工場の様子や小布施の葛飾北斎の北斎館にも寄りましたし、小布施栗のデザートも頂きました。
「米子大瀑布」の滝は見事でしたが、足場が悪かったので少々大変でしたが行った価値は十分ありました。

そして、北斎は90歳まで長生きをされたそうですが、当時としてはギネスブックに載るほどだったと言います。
北斎の最後の言葉がとても印象に残っています。
北斎は、死の間際、門人たちに「もう10年余命があればなあ」とつぶやき、さらに「もう5年いきられたなら本物の絵かきになれるのに」と言い残したそうです。
最期まで飽きる事もなく、エへの情熱を燃やし続けたという事は、本当に最高の一生だと思います。

レベルは比べ物になりませんが、それでも一生音楽と関われる生活を送れたことは素晴らしい人生だと思います。
ところで、軽井沢では、朝6時ですと20度の気温ですから、とても快適でした。
一応お掃除や階段の手すりは防腐剤を塗ったり、ペンキ塗りをしたので、今年も快適に使えると嬉しいです。

孫の誕生日会に間に合うように東京に戻りましたが、もう生誕15年にもなってしまい、私が歳を取るのも無理はないと思います。
とても素敵なパーティでしたので、孫は満足していました。

ところで、息子は楽器店でもチェロ講師をしておりますが、さすがに今年はチェロを背中に背負っての移動は暑くて堪らないそうです。
お教室の中はもちろん冷房がしっかりしていますからよいのですが、チェロの管理も難しいようです。

今ではフランスも毎夏暑さが厳しくなっておりますが、アルザス地方に住んでいた時にも穏やかな夏が多かったので、ほとんどの自家用車にエアコンがついていませんでした。それでも時には6月でも35度以上になることもありました。
偶然猛暑日がコンサート日にぶつかると大変でした。
コルマールからストラスブルグの会場に主催者が車送迎をしてくださったのですが、冷房がないために、車の中は蒸し風呂のようで、開場に到着してチェロケースからチェロを出しましたら、暑さのために弦が切れてしまい、大慌てで新しい弦に換えた経験もあります。弦楽器は温度や湿度にとても敏感ですから、特に本番の移動などは神経を遣わなければなりません。

ところで、私共の住んでいる町では、近くにイオンシネマがありますが、毎年「午前十時の映画祭15」が開催されまして、私の子供時代に楽しんだような映画も含めて、今年は25の作品が4月〜3月の間に行われます。
今月28日には、「メリー・ポピンズ」を孫たちと一緒に大スクリーンで楽しむ事が出来ました。やはりDVDとは規模が違いますね。4月は「アラビアのロレンス」5月には、「風と共に去りぬ」6月は「砂の器」、「ゴッドファーザー」来月は、「エイリアン」「E.T」などが公開される予定です。私としては、10月の「ローマの休日」11月の「ウエスト・サイド物語」「アマデウス」が楽しみです。12月には、「ニュー・シネマ・パラダイス」と続きます。
懐かしく思う人たちの年齢層の人たちが多いと思いますが、それぞれ2週間の間楽しめますから、大スクリーンでの迫力の懐かしい映画を久しぶりに味わいたいと思います。

では、引き続き楽しい夏休みをお過ごしください。

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