今日の話題は、やはり女子フィギュアスケートSPですね!
頑張りました!!!
思いっきり自分の思い通りの演技が出来た時の笑顔って最高ですね!
とにかくフリ―のためにコンディションを整えて、五輪出場の幸せを体で感じて、納得のいく素晴らしい演技が出来る事を心から祈っています。
まずは自分の演技を自分自身で満足出来て、それを観ている観客も心から満足して、審査員が自分の演技に対して評価してくれる、これが最高なんですが、水ものですから、その時のコンディションで100%上手くいくとは限りませんし、時には自分の思い通りの評価に結び付かない事もあると思います。
思い通りにいかなくてがっかりする事もあるでしょうが、それでも観客に生きる喜び、感激して胸が熱くなる人が1人でもいれば、それはやった甲斐があったのです。
みんなみんな自分の選んだ道を迷わず挫けずに頑張って欲しいですね。
日本勢を応援しながらも、キム・ヨナの韓国の「国民の恋人」としての重圧を考えると、気の毒で心が痛みます。「金」より「自由」が欲しい、というのはキム・ヨナの今の本当の気持ちなのでしょうね。
>ここからは「音楽」の話です〜
子供時代は日本で沢山の賞をもらって生き生きしていた子が、海外に留学してから抜け殻みたいになってノイローゼになる人もいます。
「ノーミスで弾いたのに受験に落ちてしまった!」と不満をぶつけて相談を受ける事があります。
その子は「上手に弾けたのに東洋人だと思って馬鹿にされた!」と決めつけてしまっています。
これがスピードスケートのようにタイムを競う競技であれば、評価は簡単ですが、その後試験監督になられた教授に直接試験の状況を聞いてみますと、”その子に将来性があるかどうか”と言う事が一番ネックになるとおっしゃいました。
先生と一緒に仕上げたコピー演奏は聴いていてすぐ化けの皮が剥がれるし、いくらノーミスでも中身のない演奏は感激はしないよ、とおっしゃいました。
「ピアニストではなく演奏家にならなければダメだよ!」とヨーロッパの先生はおっしゃいます。
それはピアノを弾くという事に夢中になって、心をどこかに置き去りにしないで、本当の音楽家にならないと本当の意味でのピアニストにはなれないよ、って言う事なんです。
楽器を上手に弾くために相当な時間を掛けて訓練しなければなりませんが、指訓練に夢中になり過ぎて心をどこかに置いてきてしまう人がいるからなのでしょうね。
自分の好きな楽器が弦楽器、木管楽器や金管楽器又は声楽でも同じです。
楽器と向かい合って楽器と相談し合いながら「こういう音を出したいと思うんけれどちょっと協力してくれる?」っていう気持ちで練習すると不思議と自分の目指している音に近づいてくるような気がしますし、確かに進歩がみられます。
「練習」とはスポーツでも音楽でも時間が掛かるし根気が要ります。
でも、自分の向かい方一つで道は開けてくるようにも思います。
練習とは指練習だけではなく、外界から受ける教養、幅広い興味と趣味も必要です。
練習とは別に、人間愛、思いやり、友情、感謝、親切、平和を願う気持ち、相手を思いやる優しい気持ち、自然界の美を感じる心、そして笑顔と笑いと遊び・・・これらすべてが演奏者の音となって現れるのだと思います。
自然を愛している人は概して綺麗な音色を出してくれます。
親や兄弟姉妹の親族愛と親族を労わる気持ちも必要な気がします・・・
親に甘えるというのではなく、家族や親族が一丸となって一致団結しないとコンサート活動は結構難しいかも・・・
今日はこの辺で〜
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